1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | TOTAL | |
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桑中学校 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
麻生ベースボールクラブ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
【投手】香川 【捕手】見田
チーム史上初となる関東大会。
1都7県の代表で競うトーナメントは、今回対戦の桑中学とABC以外は全て中体連又はクラブチームの選抜チームを組んでの出場となっており、かなりハイレベルな大会。
案の定、1回戦の桑中学もかなり投手レベルが高く、7回をわずか2安打無得点に抑えられ、勝敗は無死満塁から始まるタイブレークに持ち込まれた。
タイブレーク初回の8回、表の攻撃は桑中学だったが、先頭打者をレフト小フライに打ち取り、
飛び出した3塁走者が戻れずダブルプレー!
続く打者を1塁ファールフライに打ち取ってゼロで切り抜けることに成功!
その裏、ABCの攻撃は6番小齋から。小齋は2球目を落ち着いて振り抜き、レフト前でサヨナラゲームセット!
関東大会直前、3塁走者を如何に本塁に返すかという練習を繰り返しやってきた。
この試合決勝打を放った小齋は、いつもより落ち着いて、しかし闘志はむき出しの表情で打席に入りバットを構えた。
その時ベンチでは、神奈川県大会でいぶし銀の活躍を見せた城下に小齋が倒れた後の代打の準備をさせようと動き始めた矢先、小齋のバットが鮮やかに試合を決めた。
これまで多くの部員に足りなかった「自分で決める」という気持ち。
しかし、打席に立った小齋からは、正に自分が試合を決めてやる!という思いがベンチまで伝わり、その思いはバットに乗り移ったようだ。
3年生最後の夏で立ったチーム史上最高の舞台。
もう少しこの大舞台で3年生と野球を楽しみたい。
頑張れ!ABC!!