関東大会神奈川県予選  決勝 (2017/7/24 13:00 綾瀬スポーツ公園第1球場)

【投手】藤井→浦田瑛　　【捕手】香川

　三塁打　榎本

今大会初めて先攻となり、初めて初回に得点が入らず、これまでと違う感じで始まった決勝戦。

相手は直前の準決勝で川﨑ロッキーズをタイブレークの末に破った茅ヶ崎地区代表の梅田中学校。
先発の藤井は先頭打者にこそ高めに甘く入ったストレートをレフト前に弾き返されたが、その後は低めに球を集め、緩急を使って相手打線を翻弄する。
3回に相手守備のミスで1点を先制すると、4回からリリーフした浦田瑛がこれまで見たことのないような堂々としたマウンド裁きで相手打線を抑え込んでいく。

再び試合が動いたのは6回。

前の打席でもヒットを打っている6番榎本が、今度はレフト後方の大飛球となる三塁打を放つと、2回戦に涙のタイムリーを放った城下がストレートを強振、相手投手のグラブを弾く強襲ヒットで貴重な追加点を挙げることに成功する。
最終回も落ち着いていた浦田瑛は、相手打者をきっちり打ち取り悲願の初優勝！

3日間で4試合、しかも決勝戦はノーエラー！
組み合わせ抽選から最後の決勝戦まで、小さなラッキーを何度も味方につけて成し遂げた大きな成果と言えよう。
もちろんラッキーだけで獲れる旗ではない。
どんな相手でも真っ向から勝負できる確かなエースの存在や、特に今大会は日替わりヒーローが出現したことも勝利の大きな要因だった。

次は関東大会！

8月の千葉でもうひと暴れして来よう！

頑張れ！ABC！！